2005-02-25 | 国際経済・為替情報分析

2005-02-25

昨夜の相場、よく見てみると最高値は105.56だった模様。ヒット後大して下がらずダラダラしている。するとここで安定し、上がってしまう可能性もある。フィスコのレポートは本日の予想レンジを1ドル=105.00-106.00円とする。利食い売りは早まったか。
が、いずれにせよ材料難の感が強い。2/28に米国債の利払いがある。日本で米国債を買っていた者が、払われた利子を円に換える。すると円が少し上がる。ドルが下がる。2/28前後で104円台前半を買い、月齢サイクルに乗って3/10の高値で売るか、さらに続伸を狙って持ち続けるか、といったストーリーを描く。

本日、フィスコのレポートに「テクニカル分析が第3次石油危機の到来を示唆」とあり、瞠目。そんなことが本当に起きるのか? エラい事になる。過去二回の石油危機では円大暴落・ドル暴騰が起きている。1ドル=150円なんて事になったら、利子収入が多すぎて税金を払わねばならない可能性すらある。どエラい事だ。どうなるのか。

3/14北京でG-20開催。これが近づくと中国人民元の行方が材料になるだろう。為替自由化は遠いとしても、それを睨んだ投機家達の動きは近い。どう動くか。