上海指数下落も無視 | 国際経済・為替情報分析

上海指数下落も無視

日中は上海指数が大幅下落したことも無視して、高値圏推移。しかし上値も重い。全通貨みっちり高値にへばり付いて長時間もっている様子からは強気予想だが、ついにクライマックスで調整入り、という気もする。今朝の値動き予想は、かなりまちまちの内容。こんなに予想がばらつくことは珍しい気がする。今日の値動きの解釈もメルマガごとにバラバラ。市場は値動きが少なく平穏な表向きとは裏腹に、先の見えない混乱の中にあるのではなか。

ドル円は年初来最高値122.20を越えても、20銭台にレジスタンスが横たわり、30銭ちょっとの所が次の目標値とのこと。これらが有効に機能するなら、目先の高値余地は厳しく制限されていると見なすことができるか。
ユーロは手放してしまった身にとっては不気味な値動き。じりじりと高値を攻め込んでいる。値が撥ねてしまったらお手上げ。しばらく相場に手を出せないことになる。諦めていくらか買い戻すべきなのだろうか……という気もしてしまうが、ここは同じ欧州通貨のポンドでユーロ買いに代えておこうか。
そのポンドは高値更新に期待。現在、対円主要3通貨のなかで、もっとも明瞭に値上がりしているように思っているのだが。反落してもリスクは管理してある。ここはじっくり動向を探る。

こうして見渡すと、ドルを置き去りにしてユーロとポンドが突っ走る展開か? むしろドルがさらに上を目指すかと思ったが。
ユーロドルの動向なども含め、帰宅後改めてチャートを見直したい。夕刻、ドルが下落した様子。ユーロポンドもある程度追随していたようだが、いまは回復している気配。さて、どうなるか。