調整の声が強いが…… | 国際経済・為替情報分析

調整の声が強いが……

さらに一段の調整を予期する声が圧倒的に強いが、一応今までのところ、ぎりぎり上昇帯の下限に支えられているし、いま円を買うファンダメンタル的な理由はさほど無いと思うのだが……参院選で小泉の後継者である安倍が敗北し、旧来の自民党幹部格が復権すれば、欧米の経済学者やエコノミストの目には、日本逆行に見えるだろう。8月利上げも物価が許すだろうか。雇用も一時ほどの不足感は無いと言う。給与の上昇もどこまで続くか。物価はきちんと上がるか。原料価格上昇によるインフレで、スタグフレーションにならないか。

かといって買い過ぎたかという気持ちが無いでもない(現在残り資金は全資金の1割)が、もとよりレバレッジは効かない外貨預金。新しい投資法におけるリスク管理をどの程度すべきか手探りの状態でもあり、まぁもう少し様子見でもいいか。

私のベストシナリオは、もう一度ドルが上昇して125円台をつけた後に120円を割るような調整が入る、という展開なのですが。