国際経済・為替情報分析 -6ページ目

0426相場分析

■総論
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昨日は日中からクロス円が上げ始め、上がり切った値を一晩中キープ。米新築住宅販売件数で一時下げたが、すぐ揺り戻した。さらに本日、ついにユーロ円、ポンド円は162.00、238.00の壁を上に越えた。しかし、他通貨が上抜けてもドル円だけは17時半現在、119.00を越えてはいない。実に固い……

ユーロ圏のタカ派的発言は相変わらず。ユーロ債償還期限は昨日と聞いたが、実は「昨日まで」なのか「昨日から」なのか、よく分かっていない私です(苦笑)たぶん、昨日までですよね?

日欧も参加の対中圧力、S&Pの日本格上げは一時話題から消えている。各種レポートの記述は、昨夜の時点では混乱したまま。今日は休刊のレポートが多い様子。予想に違う値動きに、ややパニックででもあるのか?

なお、高値圏のキープは長いが、これを力強いと見るか、攻めあぐねたと見るかは、短い足のチャートを見ないと不明瞭。いま出先です。



■経済
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日米注目の指標が出始めているが、さほど明瞭に反応していない。結局は金利の変化が注目されているのだから、実際の金利の動きがない限り、すべては噂と思惑の域を出ない。まだ実際の金利の動きがあるとは思っていない。
なお、米株価が大台越えとの事。キャリートレードにも追い風で、買い手としては有り難い話です。


■政治
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イギリス・ユーロからはタカ派利上げ発言続く。
一方で、スイス要人がキャリートレード牽制発言をしていた。知的財産権を巡る対中圧力に日・欧参加。中国元や日銀利上げの噂は、まだ一段落してはいません。一段落すれば、さらに上がる余地ありと見ますが……とはいえ、その前に一発叩き落とされる恐れもあり。
来週、中国が動く、という噂を耳にしましたが……まぁ、そんな噂は以前にもあったもので、そう気にする必要は無いと考えますが、一方で「まだ」と言っても、歴史は着実に流れているはずです。


■チャート
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ドル円は118.20~119.00のレンジ相場に突入して4日目。上抜けなるか? これだけの長時間高値をキープすれば、上昇圧力は十分強く、どこかで上抜けると思うのですが。日足は3月半ばからの上昇レンジ内と言えば言えなくもない。週足の反落見通しは不明瞭になってきたが、こんどは去年の春から形成された巨大なヘッドアンドショルダーズが、確かに見えてきた感じもある。
ユーロ円・ポンド円は上抜けた。ユーロ円の週足を見ると、これからバイイングクライマックスがあっても良いかなという気がしている。その場合、さらに5~10円の上昇で167円あたりがちょうど良いラインか。その前に2円程も調整があるかもしれないが。ポンドは三角持ち合いが煮詰まるには、少し早すぎたのか。

テクニカル分析系の各種レポートが上げている数字を見ると、ドル円は118.20と119.10に挟まれており、どちらか抜けるとロスカットを巻き込み動きを速めるとの予想あり。ヘッドアンドショルダーズ云々は、その後フォロー発言なし。GWの影響がどちらに出るかは、諸説あり。



結論。
まだ値動きは力強いので、とりあえず帰宅まで様子を見たい。粘り強く上値を拡大していくかも。ベストのシナリオはドル円が119.10以降のロスカットを巻き込み、その上昇力がクロス円を牽引するという展開。ただしユーロドルが上値を拡大していた直後、ドルが伸びるとユーロドルが巻き返してユーロが置いてけぼりを食う、というような展開も有り得るのか。
とりあえず、利益の出た通貨はポジションを軽くしたい。ただし、まだユーロが爆走しそうな感じも持っていることだし、非常な小学に抑えた上で、少しは外貨を残しても良いか……と思っている。とはいえ、下落リスクを大きく見込んでいるので、控えめに。ここは利益分を外貨に残す戦略か。



■今後の予定
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4/26 21:30 米・失業保険新規申請件数
      サンフランシスコ連銀総裁、経済見通し講演
4/27 08:30 日 完全失業率・消費者信頼感指数・鉱工業生産
   09:00 日銀政策決定会合
   15:30 福井日銀総裁定例記者会見
   21:30 米雇用コスト指数・国内総生産

5/9 FOMC
5/16-17 日銀政策決定会合(利上げの噂あり)
5/18-19 ポツダムG8財相会合(円安批判?)
5/23-24 第二回米中戦略的経済対話(中国元の動きに注意)
5月 英BOE利上げ?
6月 欧ECB利上げ織り込み済み
7月 日本参院選(政局見定め・日銀は参院選後利上げとも)
年内 米FOMC利下げ織り込み済み


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0425相場分析

■総論
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ここ数日、ひたすら、行って来い。レンジと見定めて決め打ちしている人はずいぶん儲けているのではないか。もっとも、市場の予想は「下に抜けるぞ」「いや上のリスクもまだある」と戦々恐々のムードなので、この雰囲気のなかで「いやー動かないでしょ」とドッカリ腰を据えるには勇気がいる。なお、昨日ねらった短期の売買は不成立。狙った値が悪かったですね。
昨日午前は値崩れしたが、思ったより早く下げ止まりV字に上昇に転じ、ロンドン時間のキング英中銀総裁「CPIを目標値にする決意」との発言でポンド買い。クロス円は軒並み改善。しかし、22時頃が高値の限界でドル円119.00、ユーロ円161.50、ポンド円238.00には届かず軟調。ここでポジションの利益が出ている分を決済しました。赤字のポジションだけが残った(苦笑)
次に動いたのは23時の米指標。ともに悪くてドル円は一段安。ユーロ円は逆に高値更新。ポンド円は、なぜか鳴かず飛ばず。
その後、ドル円の下げ幅もさほど大きくならずに118.20をキープして反発、118.50前後に落ち着いて現在に至る。

ユーロ・ポンドのタカ派的傾向は続くだろうが、日欧も参加の対中圧力、S&Pの日本格上げ、月末ユーロ債償還と、円高材料も積み上がる。各種レポートの記述はかなり乱れている印象。逆のことを言うレポートもあれば、朝と夜で織り込むリスクが逆になるレポートもあり。従前から強気だったレポートが弱気に転じた。


■経済
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日米注目の指標が出始める。結局は金利の変化が注目されているのだから、実際の金利の動きがない限り、すべては噂と思惑の域を出ないはず。現に昨夜の米指標は大幅悪化にもかかわらず、さほど劇的なドル安は生じてません。まだ実際の金利の動きがあるとは思っていないのですが。
また、株価もときどき材料視されていますが、後付けの解釈か、売買の口実にすぎないような気も。


■政治
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イギリス・ユーロからはタカ派利上げ発言続く。
一方で、スイス要人がキャリートレード牽制。知的財産権を巡る対中圧力に日・欧参加。中国元や日銀利上げの噂が一段落すれば、また上がる余地ありと見るが。
噂は噂。惑わされない、というつもりで臨めば良いかと思うが……中国が本当に動いたら、という不安はあります。「まだ」と言っても、歴史は着実に流れているはずです。


■チャート
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ドル円は時足で見ると、ここ3日あまり118.20~119.00でレンジ相場。その後どちらに抜け出すかは、正直よく分からない。日足は3月半ばからの上昇レンジ内と言えば言えなくもない。週足の反落見通しは不明瞭になってきたが、こんどは去年の春から形成された巨大なヘッドアンドショルダーズが、確かに見えてきた感じもある。
ユーロ円は時足では、また日中軟調か、という印象。日足・週足は、やり過ぎ感もあり。ただし、いまふと週足はこれからバイイングクライマックスがあっても良いかなという気がした。その場合、さらに5~10円の上昇で167円あたりがちょうど良いラインか。その前に2円程も調整があるかもしれないが。
ポンド円は1週間ほどかけて、不明瞭ながら三角持ち合いを形成していないか。すると、今週末か来週頭あたりに大きく動くかも。日足の印象は、別に悪くないが、よく分からない。週足はやり過ぎ感。
なお、GWは大きく円高に振れることがあるらしいと書きましたが、相場環境の変化によって覆される可能性は十分にあり、とのこと。

テクニカル分析系の各種レポートが上げている数字を見ると、ドル円は118.20と119.10に挟まれており、どちらか抜けるとロスカットを巻き込み動きを速めるとの予想あり。ヘッドアンドショルダーズ云々は、その後フォロー発言なし。



結論。昨日と似たような戦略を狙う。ドル円が分かりやすいレンジにはまっているので、昼頃まで見守り、118.30あたりを買えれば悪くないか。118.70あたりで売り逃げを目指す。




■今後の予定
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4/25 17:30 英サービス業指数・国内総生産
   20:00 米MBA住宅ローン申請指数
   21:30 米耐久財受注
   23:00 米新築住宅販売件数・バーナンキ講演
   27:00 地区連銀経済報告
4/26 21:30 失業保険新規申請件数
      サンフランシスコ連銀総裁、経済見通し講演
4/27 08:30 日 完全失業率・消費者信頼感指数・鉱工業生産
   09:00 日銀政策決定会合
   15:30 福井日銀総裁定例記者会見
   21:30 米雇用コスト指数・国内総生産

5/9 FOMC
5/16-17 日銀政策決定会合(利上げの噂あり)
5/18-19 ポツダムG8財相会合(円安批判?)
5/23-24 第二回米中戦略的経済対話(中国元の動きに注意)
5月 英BOE利上げ?
6月 欧ECB利上げ織り込み済み
7月 日本参院選(政局見定め・日銀は参院選後利上げとも)
年内 米FOMC利下げ織り込み済み


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0424相場分析

昨日は行って来いを繰り返す一日。朝方わずかに値が上がり、日中一貫して値を下げ続けてドル円、ユーロ円とも1円以上の下げ。ポンド円に至っては2円の値動き。しかし、海外時間に値が戻り、ドル円は元の値を回復。動きがにぶかったユーロ円でも半分以上回復。しかし、またすぐに押し返され、その後は小動き。

ユーロ・ポンドのタカ派的傾向は続くと思うが、一方で対中圧力に日本も加わり欧州も参加の気配。大手格付け会社S&Pが日本を格上げ。月末にユーロ債償還。円高材料が積み上がる。

リスク管理の観点から、円比率を増やすのは、やはり合理的なようです。すぐ大きく値が崩れるかといえば、昨夜の下げがあっと言う間に押し返されたことからまだ行けると見込むが、週足で大きな調整を見込んでいる以上、リスク管理は不可欠。

いま見ると、またクロス円じりじりと値を下げている。日本時間は下げるという方針なのか。そうだとすると、ユーロ債償還がボディーブローのように効いているのか。


<経済>
日米注目の指標が出始める。結局は金利の変化が注目されているのだから、実際の金利の動きがない限り、すべては噂と思惑の域を出ないはず。まだ実際の金利の動きがあるとは思っていないのですが……とはいえ目先は上にも下にも振れるかもしれないし、無視して振れないかもしれない。予測つかず。
また、株価もときどき材料視されていますが、後付けの解釈か、売買の口実にすぎないような気もするし。


<政治>
知的財産権を巡る対中圧力に日本も加わり欧州も参加の動き。ユーログループの発言は不自然なまでにタカ派的。ギリシャ中銀総裁の「利上げの必要性薄れる」などという発言が報道されたが、ギリシャ中銀自信が否定。中国元や日銀利上げの噂が一段落すれば、また上がる余地ありと見るが。
噂は噂。惑わされない、というつもりで臨めば良いかと思うが……中国が本当に動いたら、という不安はあります。


<チャート>
自分で見る限り、日足は悪くない、いまだクロス円堅調の範囲内で、2週間に1度程度の軽い調整の中にいる、ようにも見える。ただし週足の下落予想は引き続き。5月前半にずどーんと行ってもおかしくない。なんでもGWは大きく円高に振れることがあるらしい。すると、現在の下落が仮に「2週間に1度程度の軽い調整」だとしても、その後上昇し直す余地はない、という話になってしまう。
昨日慌ててしまったことを反省して、テクニカル分析系の各種レポートが上げている数字を見ると、従前からの強気のレポート(いまだ強気を保ている)はドル円117.50をロスカットに買い先行、ユーロ円は目先調整を予想。ポンド円は235.80~239.50のレンジを予想しつつ押し目買いを薦めている。また別のレポートはドル円について、118.60~118.70が抵抗で、越えれば119.15~119.20がターゲットとのこと。

ヘッドアンドショルダーズ云々は、その後フォロー発言なし。


うん。悩みますね。
各種レポートも、悩みの色が濃く。
が、悩んでいる暇はないわけで。

結論。
今日もレンジ内の動きを想定し、ドル円の117円台後半をメドに下げどまった気配を買い、夜間の118円台半ばで売る、という短いディールで利益を稼ぎ、損への耐性を高める。(もっとも、このディールは無理はしません。今日も仕事で移動しますし……)
その上で、今夜利益の出たポジションから決済していく。投入資金の比率をレバレッジ0.2~0.1倍程度まで圧縮してGWに備える。

このところの売買は、テンポが悪かったのか……しかしちょこまかと薄利を食い過ぎて、金利収入が少ないのも面白くなし。難しいところです。


<今後の予定>
4/24 23:00 米消費者信頼感指数・中古住宅販売件数
4/25 17:30 英サービス業指数・国内総生産
   20:00 米MBA住宅ローン申請指数
   21:30 米耐久財受注
   23:00 米新築住宅販売件数
   27:00 地区連銀経済報告
4/26 21:30 失業保険新規申請件数
      サンフランシスコ連銀総裁、経済見通し講演
4/27 08:30 日 完全失業率・消費者信頼感指数・鉱工業生産
   09:00 日銀政策決定会合
   15:30 福井日銀総裁定例記者会見
   21:30 米雇用コスト指数・国内総生産


<本日蛇足>
つくづく思うのですが、どこの誰とも知れぬ他人の売買方針など、誰も見ませんね。「参考になれば応援を……」なんて言っていますが、よく考えれば誰かの参考になるとも思えず。もうしばらく惰性で続けますが、自己満足に過ぎないと感じたらブログは閉じて、紙にペンでやっていく方針に変えるかも知れません。
アフィリエイトなんてものも、うまく行きませんね(苦笑)メルマガなども検討していますが、手間がかかるだけで、マックででも働いた方がマシかも知れません(苦笑)

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0424短報

結局、売らずに抱え続けていたりします(苦笑)
日足をよく見たら、折れ線グラフでもローソク足でもクロス円は堅調な印象。
昨日の売り込みで慌ててしまいましたが、レンジは守りきっていた。

売り場探しの姿勢は変えませんが、
ローソク足の印象では、そろそろ値は回復するかも。
週足で感じた不安は残っているので、のんびりもせず。

0423相場分析

クロス円は朝方ふっと値が飛んだが、そのまま上抜けるでもなく軟調地合へ。ポンド円は2円、ユーロ円も1円以上の動きで押し込まれた。そして警戒していたにも拘わらず見事に売りそびれています(苦笑)

ユーロ・ポンドは要人発言に支えられていましたが、ポールソン対中圧力と、トリシェ・キャリートレード牽制が出て怪しい雲行き。特に近ごろの対中圧力は厳しく、どうも不安がつのる。さらに大手格付け会社S&Pが日本を格上げ。月末にユーロ債償還もあるという。週足で感じた反落の危険が現実化したかのような値動きで、不安を強めています。現在はなんとか値動きが止まり、少し揺り戻しているところ。

このまま大きく値が崩れるかどうかは不明だが、大きな調整を見込んでいる以上、ロスカットしかないでしょう。下げ止まったところで買い直すことを期待しての、捲土重来を期する動きですが、やや悔しいことになりました。

チャートを見直して、また動きを検討します。今は少し下げ止まっていますが、ときどき揺り戻しつつも下げて行くのは、ありがちな値動き。油断できません。


<経済>
日米が注目。最近の数字はまちまちだが、結局は金利の変化が注目されているのだから、実際の金利の動きがない限り、すべては噂と思惑の域を出ないはず。まだ実際の金利の動きがあるとは思っていないのですが……


<政治>
ユーログループからユーロ高容認発言が相次いでいる。中国元や日銀利上げの噂が一段落すれば、また上がる余地ありか。
噂は噂。惑わされない、というつもりで臨めば良いかと思うが……不安が高まって来る。


<チャート>
テクニカル分析は、現在はあまり注視していない。以前「ドル円週足でヘッドアンドショルダーズを形成しておりドル安リスクがある」と書いていたレポートが、その後時間足で逆向きのヘッドアンドショルダーズを形成していると報じていた。それは週末の値動きで崩れたが、今度は左右対称なチャートが描かれて120円を目指すように見えると今朝報じていた。
いま自分の目で確認できない状況にあり、今日の値動きの結果どうなったのか分からないが、この話題は話がころころ変わるし、さほど期待できないと考える。


<今後の予定>
4/24 23:00 米消費者信頼感指数・中古住宅販売件数
4/25 17:30 英サービス業指数・国内総生産
   20:00 米MBA住宅ローン申請指数
   21:30 米耐久財受注
   23:00 米新築住宅販売件数
   27:00 地区連銀経済報告
4/26 21:30 失業保険新規申請件数
      サンフランシスコ連銀総裁、経済見通し講演
4/27 08:30 日 完全失業率・消費者信頼感指数・鉱工業生産
   09:00 日銀政策決定会合
   15:30 福井日銀総裁定例記者会見
   21:30 米雇用コスト指数・国内総生産


ところで、関係無いのですがソニーバンクが取引画面を更新し、なんと私のパソコンではマーケットレポートを閲覧できなくなってしまいました。(ただでさえマイノリティーのMacユーザの上に、OSはいまどき化石のOS9ですからね……)
OSXのデスクトップ機も家族共有のがありますから、当面はそちらに乗り換えれば良いだけの話ですが、ちょっと切り捨てられた気分で悲しくなります。いや、明らかに切り捨てられています(涙)
パソコン買い替えるのは、まぁ何時でもできるのですが、新しい作業環境に慣れるまでの苦労が疎ましく、思わず溜め息です……

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0422明日からの方針

今週も本業が忙しいので、一日一回の更新を目指します。
応援をいただければ幸いです。
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先週末は、対主要通貨のクロス円が時足で形成していた規則的な波形を、円安(外貨高)方向へ抜け出したが、時足や日足で予想していたほどの上昇はなく越週。週末にスッと値を上げたのは嬉しいが、高値はすぐに打ち返される、という状況からは、上値の固さが目立って買い方には不安要因。週足で深い調整の予感も変わらず。
ユーロ高は要人発言で容認ムード。ポンド高は利上げ・金融引き締めを強く示唆する要人発言に支えられている。しかし、ドル円は不明。株価動向や中国経済・金融の動きが急激な円高を引き起こす不安定要因。来週はイベントが多く、何等かの動きが生じそう。

ユーロやポンドの買いを支える要人発言には心強いものを感じるが、実はいずれも必ずユーロ高を保証するものではあり得ない。週足で感じた反落の危険を重視し、早めに売り逃げる方針を堅持。月曜の値動きを観察し、月曜のうちに半分、火曜の早い時間に大部分の決済を目指す。
と、いうのが結論なのですが、ここで困ったことに、月曜は一日中仕事で外出なのです。そこでどうするか。
値が崩れてしまったら、ロスカットしかないと思います。大きな調整を見込んでいるのだから。そして、調整の底を探って買い直せば良い。恐らく、調整のあとはいくらか値を戻す。そういう部分で細かく利益を取り戻す。
出先でポジション操作が出来そうな場合に備えて、既に所有しているポジションの買値は控えて行くようにしたい。

なお、少しだけ資金を外貨に残してみようかと思っています。常に外貨の値が上がる可能性はゼロではないわけで、そのリスクを適切に織り込むなら、外貨の保持金額がゼロになる=すべてのポジションを決済することは、確率論的に誤ったポジション操作のはずです。
現在の考えは、円換算の投入額だけ円に払い戻し、利益分を外貨に残すことです。そういう取引を繰り返せば、恒常的にいくらかの外貨を保持し続けることになるはず。その積み上げと利子とで、「ポジション」とは概念的に異なる「外貨建資産」を保有し、リスク評価に従って円資産と外貨資産の比率を変えていくような取引ができると強いのかな、と。
もっとも、これを実行するにはもう少し利益の計算方法を詰めないといけないので、もうしばらくは普通にポジション概念を使ってやっていきます。同時に、リスク評価が狂っていれば何の役にも立たないわけで、相場を見通す目も養っていかなければなりません。


<経済>
日米が注目。最近の数字はまちまちだが、結局は金利の変化が注目されているのだから、実際の金利の動きがない限り、すべては噂と思惑の域を出ないはず。まだ実際の金利の動きがあるとは思わないので、しばらくは行ったり来たりと見る。売り場買い場を逃したら、次のチャンスを待てばよい。

<政治>
ユーログループからユーロ高容認発言が相次いでいる。中国元や日銀利上げの噂が一段落すれば、また上がる余地ありか。
噂は噂。惑わされない、というつもりで臨めば良いかと思うが……

<チャート>
テクニカル分析は、現在はあまり注視せず。

<今後の予定>
4/24 23:00 米消費者信頼感指数・中古住宅販売件数
4/25 17:30 英サービス業指数・国内総生産
   20:00 米MBA住宅ローン申請指数
   21:30 米耐久財受注
   23:00 米新築住宅販売件数
   27:00 地区連銀経済報告
4/26 21:30 失業保険新規申請件数
      サンフランシスコ連銀総裁、経済見通し講演
4/27 08:30 日 完全失業率・消費者信頼感指数・鉱工業生産
   09:00 日銀政策決定会合
   15:30 福井日銀総裁定例記者会見
   21:30 米雇用コスト指数・国内総生産

0421相場分析(土曜)

昨夜は時足の波は脱したものの、予想に反して上値は走らず。短時間そこそこの高値は出しましたが、すぐに打ち返されています。
チャートを見ると、ひとつの山を形成し、傾向が見えにくくなってしまった。週足の印象は、反落の危険を感じさせる状態が継続。
来週はイベントが多く、何等かの動きが生じそう。ここまでの要人発言は、ユーロ高容認、対中圧力が目立つ外は方向感見えず。
テーマは日銀利上げ時期、米利下げ時期など。

<経済>
日米が注目。最近の数字はまちまち。しかし、結局は金利の変化に注目しているのだから、実際に金利が動くまでは行ったり来たりと見る。売り場買い場を逃したら、次のチャンスを待てばよい。

<政治>
ユーログループからユーロ高容認発言が相次いでいる。中国元や日銀利上げの噂が一段落すれば、また上がる余地ありか。
噂は噂。惑わされない、というつもりで臨めば良いかと思うが……

<チャート>
テクニカル分析は、現在はあまり注視せず。

<今後の予定>
4/24 23:00 米消費者信頼感指数・中古住宅販売件数
4/25 17:30 英サービス業指数・国内総生産
   20:00 米MBA住宅ローン申請指数
   21:30 米耐久財受注
   23:00 米新築住宅販売件数
   27:00 地区連銀経済報告
4/26 21:30 失業保険新規申請件数
      サンフランシスコ連銀総裁、経済見通し講演
4/27 08:30 日 完全失業率・消費者信頼感指数・鉱工業生産
   09:00 日銀政策決定会合
   15:30 福井日銀総裁定例記者会見
   21:30 米雇用コスト指数・国内総生産


ところで、ひとつ反省材料が生じてしまいました。一度ポジションを立てて、「この値まではいけるだろう」という値段に関しての予測と、「これくらいの短時間で決済したい」という時間に関しての目標を立てた時、私はまだ値段の予測に引きずられて「もう少し待てば……」と時間の目標をなおざりにしてしまう(というか、目標を立てたことを失念してしまう)という悪い癖があります。これを直さないと、安定して利益を出せない。

いまはポジションが(私の感覚では)ちょっと多くなっている上に、もう少ししたら大きな調整が入るかもしれないと睨んでいるので、来週月・火には大半のポジションを整理し、週末までには資産に占める円比率を9割以上にしておこうと思います。そのためには、ちょっと良い値を見かけたら、積極的に売っていかなければなりません。

ところで、最近個々のポジションを非常に小さくして、売買の回数を増やしていますが、これは非常に良いですね。気軽にやれるので、冷静さを保てます。しかし、あまりリスクを管理し過ぎても利益がでないので(苦笑)だいたい投入限界(現在は外貨預金なので、資産総額=投入限界)の1/10を基準として、確信が弱い時は1/25などを組み合わせて、一回のエントリーにだいたい二山くらい投入する感じでやっていこうかと思います。資産額が少ないので、さすがに1/50とかは、いくら成功しても利益が少なくて、検討する時間が勿体ないかな(苦笑)

0420相場分析

※本日は夕刻から仕事のため、早めにアップデートさせていただきました。


中国の利上げ・元切り上げや、日本の利上げが噂に上り、上海の株価が下がったと言っては売り、NYの株価が下げ止まったと言っては買い、と右往左往の相場。あっちを気にしたと思えばこっちを無視する。
が、チャートを漫然と眺めて出した方針は、今のところよく当たっている。ここは直感勝負でやっていきたい。上がりそう、との直感を得たので、今朝、このところの買い方からすればやや大胆にドル円、ユーロ円、ポンド円とも買いポジションを増やした。

ポンドは週足で1カ月以内に230か、225~227あたりか、そのへんまで下げそう。230で止まれば再上昇。下までいけば、少し方向感が見えにくい時期が来るだろうか。時足では、一つの下げが終わり、今日中か来週始めに240円を狙い直すことを期待できそう。ただし日足を見ると、まだ一気に買い過ぎているような、よく分からない形。早めの売り抜けを目指す。
ユーロも時足で159円台ワンタッチで下げどまり、上昇に転じたと見る。来週中に162円台をもう一度伺う展開を期待。ただし、そのあとは一カ月ほどかけて155円あたりまで墜落するのが自然の成り行きかという印象。日足もまだ行き過ぎ感が漂うので、連休前にはポジションを整理する。
ドル円は時足・日足・週足とも不明瞭ながら悪い形ではない。120円をもう一度伺うと期待。ただし月足が以前から指摘している通りあまり良い感じがせず、それは金利動向とも一致する。その点を忘れずにやっていきたい。


<経済>
指標はまちまちだし、きちんと注目されていない。しかし、日本と中国の金融引き締めが期待されており、アメリカの利下げは確率がふらふらしており、欧州、イギリスはいままで好景気、利上げ期待が高まっており、まぁその通りだろうと思うが、目先は噂ですこし売り込まれるシーンがあってもおかしくないか。


<政治>
福井日銀総裁がキャリートレードを牽制したかと思えば、渡辺財務官が円安問題なしとコメント。パラモ欧州中銀専務理事からもユーロ高くるしからず、金利上げるぞとコメント。
中国、温家宝首相から中国のバブル状況に懸念発言。確かに中国が動きそうな気配を見せているが、気配だけ、じゃないかと思うのだが。前に動いた時は、なんの前触れもなしに動いた。貴人は庶民に心中を見透かされることはない。言葉を曖昧にして、投資家を慎重にさせるのが彼らの仕事。

<チャート>
いわゆるチャートは、今は気にしない。虚心坦懐にグラフを見る。
なお、このところ一貫して見ているテクニカル系のレポートは、とりあえずレンジ入りと見なしてドル円は117.50-118.70レンジで118.70より上で引けるかどうか、ユーロ円は押し目買いか? ポンド円は235.80-239.50レンジで買い先行か? と迷い気味の内容。

なお、現状ではここ2、3日のあいだ時足に生じた波を崩したものの、一気に値が走るということは難しく、重い中を上値目指して漸進中。


<今後の予定>
5/16-17 日銀政策決定会合(利上げ期待?)
5/18-19 G8財務相会合

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短報

前述短期時足の波は明確に崩れた。上に走ることを期待。
ドル円120、ユーロ円162、ポンド円240を狙いなおすと見る。
ただし前回高値を更新するか、その手前で留まるかは不明。
ドル円だけは少し残して、ユーロ円は162円頭、
ポンド円は239円に載せたら絶好の売り場と見る。
週足の印象から、ユーロとポンドのポジションは圧縮の方向で。

相場の混乱に流されないため、ここは直感を信じる。

短報

昨夜の見方を訂正します。ユーロ、ポンドとも時足を見ると、上昇に向けて悪くない形になってきた感じがあるものの、日足を見ると、まだ調整は十分でない感じも。週足でそろそろひとつの山が終わり、大きく下げそうなことは前述の通り。
むしろ良いのはドル円。時足、日足、週足のすべてで上がりそうな印象。

なお、ここ数日というごく短期の時足を見ると、見事なくらいに相場の上下動の頂点と底とが、直線上に整列しています。三角持ち合いの逆のような形。その傾向が続くなら現在の値は上の限界で、そろそろ更なる下落に突入するはずなのですが……しかし、あまりにも見事に整列しているし、波の回数も多くなっているので、この山か、次の山では形を崩すだろう。下落を狙ったディールはせず。

昨夜作ったポジションは、上記短期時足の印象から続落の危険もあると見なし、昨夜のうちにすべて決済しました。投入金額の0.2%程度という、極めて少ない利益ながら、昨日のロスカット分は取り戻せたし、塩漬けポジションを持っている状況下での勝利は心理的な意味が大きい。

残ったポジションですが、もう少し時足の印象を信じて持ち続ける。中国元の噂がにわかに台頭しているが、今すぐ何かが起きるとは考えない。日銀の噂も泡沫と見る。