国際経済・為替情報分析 -35ページ目
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地政学的リスク

このブログも忘れると言いつつ、レポートを書き終えた時に、ちょうどニュースが入ったので。

北朝鮮、条件付きで六ヶ国協議に同意。日中米3国は協議を開き、六ヶ国協議への無条件復帰を共同歩調で要求すると確認。中国が引き続き圧力をかけるとのこと。
極東の地政学的リスクが低下、円高要因と見る。

イスラエルで和平合意後始めての自爆テロ。中東和平を推進する米国にとっての地政学的リスク上昇。ドル安要因。ただしアッバス氏、テロを許さない姿勢を明確に。今回の中東和平は関係者の決意が伺われる。さほどのリスク上昇とはならないか。

シャロン氏在る限りパレスチナ問題はこじれる一方と見ていたが、今度こそ和平なるのか。和平の行方は置くとして、いくらドル安を願っているからといって中東和平の頓挫まで願うのは宜しくない。人間としての道は踏み外さないように。

うごきなし。

昨夜遅くには1ドル=105.07円まで下がるも、105.27円までもどったまま終わっている。動きがない。しかしスノー長官発言でドル高に動かなかったことで良しとするか。今日明日は休場。為替のことは忘れて週末を楽しもう。このブログのことも忘れる。

反省

為替に振り回されないようにしていても、
他の作業に振り回されて夜更かし。
健康を損なうもとである。反省。

相場は、じりじりとドル安基調。しめしめ。

為替は片手間投機家向け

資産の運用方法としては、外貨より株の方が一般的ではないかと思う。しかし株は、企業が倒産すれば市場価値がゼロになる。企業業績次第では、一夜でがらりと価値が変わってしまう。企業業績や各社の動向に関する情報にも目を光らせなければならない。ハイリスク・ハイリターンで、関わると時間を取られる。その点、当面米国が崩壊するとは考えられないので、米ドルの価値が消滅するとは考えられない。為替相場の大きな変動は貿易に影響を与えるので、各国の通貨当局が介入を行う。目を配るべき情報が曖昧模糊としていて、時間をかけても仕方がない部分がある。時間をかけないでも、無難に投機ができると言うことである。

また、政治の影響が大きい、変数が少ない、といった点も気に入っている。政治には興味があるので、為替をやることで中東や北朝鮮の地政学的リスクに意識が高まるというメリットが得られる。また株は無数の企業の無数の株があるが、外貨は選べるものが少ない。私はドルとユーロのみを対象として投機を行っているので、基本的にドル円・ユーロ円・ユーロドルのみを見ていれば済む。

2005-02-25

今日は日中、眠ったような相場推移。しかし私が見ていない19:18、早くも104.82をマークした模様。全体にドル安地合か。しめしめ、とほくそ笑む。
2/28に実需ドル売り・上向きと予測される日本経済指標発表。これをテーマにずるずるとドル安展開を期待か。
フィスコ週間見通しは日米の経済状況を示す様々な指標についてあれこれ述べるが、予想に対して現実がどう出るかなど分かりはしない。売り買いの指標にはならない。しかし3/2のグリーンスパン証言は注目だ。何を言うかは分からないが、どうやら氏はドル高支持らしい。ならば多かれ少なかれドル高を支持する発言をするだろう。いま全世界で最も為替に影響のある男でもある。月齢サイクルでは3/10あたりが新月でドル高ピーク。2/28あたりで買い、3/2で上げ、3/10までに一段上昇を狙って持ち続けるか。さらに先を狙って月単位で持ち続けても良い。
あ、しかし明日から休場か……2/28、あまり下がらないかな。しかも23:30スノー米財務長官が講演。ここで上がられると困るが。

それはそうと、このところ残念なのがユーロだ。一挙に値が上がったが、このトレンドに乗り損ねた。ドルにばかり注視していてノーマークだったとも言える。来週頭に一度ユーロ安になり、それから上値トライ再開、と週間見通し。心揺れるも、ここは買わない。ドルの方が将来性があると見る。いまは下落相場が終わり、長期的に見れば確実に上がるのがドルだ。ユーロはむしろ高値トライを続け、加熱しきっている。一気に暴落する危険あり。

2005-02-25

昨夜の相場、よく見てみると最高値は105.56だった模様。ヒット後大して下がらずダラダラしている。するとここで安定し、上がってしまう可能性もある。フィスコのレポートは本日の予想レンジを1ドル=105.00-106.00円とする。利食い売りは早まったか。
が、いずれにせよ材料難の感が強い。2/28に米国債の利払いがある。日本で米国債を買っていた者が、払われた利子を円に換える。すると円が少し上がる。ドルが下がる。2/28前後で104円台前半を買い、月齢サイクルに乗って3/10の高値で売るか、さらに続伸を狙って持ち続けるか、といったストーリーを描く。

本日、フィスコのレポートに「テクニカル分析が第3次石油危機の到来を示唆」とあり、瞠目。そんなことが本当に起きるのか? エラい事になる。過去二回の石油危機では円大暴落・ドル暴騰が起きている。1ドル=150円なんて事になったら、利子収入が多すぎて税金を払わねばならない可能性すらある。どエラい事だ。どうなるのか。

3/14北京でG-20開催。これが近づくと中国人民元の行方が材料になるだろう。為替自由化は遠いとしても、それを睨んだ投機家達の動きは近い。どう動くか。

まずは勝利。(現状1.65%勝利)

2/23日10:43 1ドル=104.15円にて購入。
2/25日00:32 1ドル=105.35円にて売却。
売買手数料を差し引いて1ドルあたり70銭の勝ち越し。

目先、2/28に実需の円安要因を控え売り逃げたい。
2/24朝のテクニカル分析、日内ドル高、週内ドル安と示唆。
2/24夕方の噂、105.30および105.80に市場の目標あり。
夕方、一度105円を超えたが、すぐ下がった。

長期的に見ればドル高と確信していたし、
まだこの後おおきく下がるとは限らないので、見守る。

夜、11時過ぎてふたたび急激に105円突破。
日課のストレッチをやりつつ様子見ると、
そのまま105.10突破。最高値更新。
更に筋トレをして様子を見ると、105.35到達。

さて、どうするか。雰囲気では105.80も狙っていきそうだが、それまでには時間がある。それまで起きているのは健康に悪いので控える。すると104円台から105.80まで一気に駆け上がる相場は、急激すぎて必ず戻しがあると見る。翌朝までには下がっているだろう。目先2/28の円高要因はさほど大きくないと見るも、意識はしている。するとここで売り逃げるか。この後1ドル=104.80円を下回って再びドルを買えれば万々歳。2/28を待たずとも材料が不足の昨今、ずるずると105.00を挟んだレンジ相場になるだろう。ならば104.50-105.50はあり得ると見てここで売り逃げる。取引を終えて横になってから、105.80からの戻りが50銭と考えても105.30。明日まで様子を見てもよかった、と気付く。
翌朝のレート105.36-105.46。やはり様子を見てもよかった。が、どうやら11銭高いに過ぎない。ほぼ予想通りの動き。昨夜105.80を攻め損ねて今日になってみたら104円台、という危険もあったので105.35売り逃げは短期相場としては正解。利益確定して安んじて寝られたこと、相場が重要な曲面でも睡眠時間を優先できたことも含めて良しとする。
あとは長期でのドル高相場に乗り遅れたのではないことを祈る。下がってくれー!

2005-02-24

買った米ドルが朝方そこそこ上がっていたが、日中にかけて下がってしまった。今売っても利益はあるが、しょぼい。フィスコの分析では、今日はドルは上がり調子の可能性あり、とあったのだが。ある指標は今後ドルが上がると読む。別な指標は、ドルは下がると言う。

が、いずれにせよもう少し様子を見る。今あわてて売っても利益は微々たるもので、長期ではドルは上がると確信している。28日に円高ドル安要因が控えているが、それとて大したドル安ではないと見ている。できればその前に売り逃げたいが、逃げそこねても大過ないだろう。1ドル=104円78銭。105円を超えたら売りたい。

近頃の勝敗(現状0.97%勝利)

大負けに負けて、私は反省した。
反省内容を書き付けよう。

・いままでは短期の出たとこ勝負で売買を繰り返していた。これからはきちんと予測をたて、ある程度以上の長期相場で勝負する。
・予測できない急な相場変動で悔しがらない。予測できるはずの相場を予測できるかどうかで勝負。
・値が動き始めてから反応したのでは遅い。どんなにある通貨の値が上がっていても、動き始めに乗りそこねたら、その相場は見送る。
・相場に踊らされない。投機に熱中しない。損が出ても慌てない。
・損切りの売りを仕掛ける判断力を養う。二円以上の損は切る。

そしてこのところ慎重に売り買いをし、1/12から2/8まで米ドルを持ち続けて、0.97%の利益を出した。実はさらに持ち続ければ2%近い利益を出せたのだが、これは悔しがらない事にする。分をわきまえなければならない。
今は2/23に再び米ドルを買って、持っているところである。目先、2/28にドル安要因が控えているので、その前に0.5%くらいの利益で良いから売り逃げたいところだ。
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